7月全体研修:児童精神科医・小澤いぶき先生の研修レポート

7月21日、コモレビではアドバイザーの小澤いぶきさんをお招きし、「子ども・若者のメンタルヘルスとウェルビーイング」をテーマにした全社研修を実施しました。今年から始めた児童思春期領域の取り組みに向けて、その土台となる考え方を全員で学ぶ機会です。

当日は、子どものウェルビーイングと発達の理解から始まり、トラウマインフォームドアプローチ、子どもの権利、保護者との関わり、支援者自身のセルフケアまで幅広く扱いました。なかでも「何が問題なのか」ではなく「何が起こったのか」と問いを転換し、言動を問題行動ではなく生き延びるための対処や表現として捉え直す視点は、成人の訪問支援にも通じるものとして受け止められていました。

参加者からは、「その方が見えている世界観をまず理解していくという姿勢は、思春期でも成人でも同じだと感じた」「子どもと直接関わる機会がなくとも、自分の支援や関わりが巡り巡って子どもの生活環境や育ちに影響を与えると改めて学んだ」といった声が寄せられました。

子ども時代の体験は、その後の生きづらさにもつながっていきます。目の前の方の背景に何があったのかに思いを寄せながら、これからも学びを重ねていきたいと思います。