日本精神科看護学術集会誌にて、弊社代表・森本と管理者・谷澤が研究発表をしました

6月7日(日)に開催された第50回日本精神科看護学術集会にて、弊社代表の森本とコモレビ・管理者の谷澤が研究発表をしました。

「精神科訪問看護事業所における看護品質向上の取り組みと評価―開設間もない新規事業所における取り組みを1つの事例として―」

精神科訪問看護では、看護師が単独で訪問することが多く、対人関係の構築や緊急時の判断などを個人で抱えやすいという特徴があります。そこで当ステーションでは、開設以来、同行訪問やカンファレンスをはじめとした複数の取り組みを実施し、スタッフの支援力向上と看護品質の向上を目指してきました。

調査の結果、特に教育的な目的で実施する同行訪問が、スタッフの成長に大きく寄与していることが示されました。複数名訪問加算の対象とならないケースであっても、経験の共有や臨床推論の擦り合わせ、多角的な視点による振り返りの機会を設けることで、「利用者の主体性を引き出す力」や「地域で安全なケアを実践する力」の向上につながっていました。

また、相互に学び合える組織文化や、訪問件数の調整などの環境整備も、スタッフの心理的安全性や継続的な自己研鑽を支える重要な要素であることが明らかになりました。

今後も、経験年数や入職前の経験背景に応じた教育体制の充実を図りながら、質の高い精神科訪問看護の提供に取り組んでまいります。