6月も全社での支援研修を実施しました
定期開催している全社支援研修を6月も開催しました。
これまでの全社支援研修は、「事実質問の重ね方」「動機づけ」「服薬」等の形でテーマを設定し、座学とロールプレイを組み合わせる形式で行ってきました。今回はその方式を変更し、各拠点からふだん取り組んでいる支援ケースを持ち寄り、エリアをシャッフルしたメンバーで各ケースについて深掘り検討するという形式を採用しました。
日々のカンファレンスや業務のなかでは、一つのケースをじっくり掘り下げる時間をとることがなかなか難しいという現状があります。そこで今回は、一つのケースに30〜40分をかけ、時間をかけて検討することにしました。グループでの検討後には全体で発表する時間を設け、議論の結果だけでなく、そこに至るまでのプロセスも共有できるようにしました。
ふだん、訪問は拠点ごとにチームで実施することが多く、また、担当も限定されがちであるために、自分たちの支援を他のエリアのメンバーに見てもらう機会は多くありません。だからこそ、担当していない人が初めてそのケースに触れ、率直な問いを投げかけることに意味がありました。
研修のアンケートでは、参加者から次のような声が寄せられました。
「他エリアの人から見た視点で質問してもらうことで、自分の中での支援方針が以前に比較して明確になった」
「年単位での経過を振り返ることで、起きている変化を自覚したり、介入できる点が新しく見えたりした」
なかでも印象に残ったのは、「支援と認識せず、言語化しきれていないまま行っていた関わりがあった」という気づきです。事例をあらためて語り直すことで、無意識に行っていたケアが言葉になり、チームで共有できるものに変わっていきます。
今回は新しい試みでしたが、引き続き研修の形式も試行錯誤をしながら、よりよい支援の実現につながる研修を実施して良ければと考えています。