児童精神科医 小澤いぶき氏のアドバイザー就任/ 児童思春期領域における支援体制の強化について
精神科に特化した訪問看護サービス「コモレビ・ナーシングステーション」(以下「コモレビ」)を運営する株式会社ソシエテ(本社:東京都新宿区、代表取締役:森本真輔)は、このたび、児童精神科医の小澤いぶき氏をアドバイザーに迎え、子ども・思春期世代に向けたメンタルケアの提供体制を強化してまいります。
背景
コモレビは2021年の開設以来、「どのような境遇のひとにも、尊厳をもって生きられる場所を」というミッションのもと、1回約40分の「対話」を軸とした精神科訪問看護を提供してまいりました。
近年、不登校や思春期のこころの不調、家庭や学校で言葉にしづらい痛みを抱える子どもたちへの支援は、社会全体の重要な課題となっています。子ども・思春期世代は、心身の発達のただ中にあり、必要とされる専門性や、家庭・学校・医療・地域との連携のあり方も、おとなへの支援とは異なる難しさがあると理解しております。
私たちは、コモレビが大切にしてきた「対話を通じたケア」と「尊厳へのまなざし」を土台に、子ども・思春期世代にも、安心して頼れるケアを届けたいと考えてきました。この取り組みをより確かなものとするため、児童精神科の第一線で臨床と社会的実践の双方に携わってこられた小澤いぶき氏をアドバイザーに迎えることといたしました。
小澤いぶき氏のプロフィールとかかわりの概要
小澤氏には、コモレビの児童思春期領域における支援の質を支えるアドバイザーとして、主に次の2つの形でかかわっていただきます。
1. 定期的なケースカンファレンスの実施
実際の支援事例について、児童精神科医としての専門的な視点から、定期的に検討を行います。一人ひとりの子どもの状況や心の揺らぎを丁寧に読み解きながら、現場のスタッフとともに、その子に合ったかかわり方を考えていきます。
2. スタッフ向け研修の実施
児童思春期のメンタルヘルス、トラウマインフォームドケア、子どもの発達や心の傷つき・回復のメカニズムなどをテーマに、社内スタッフ向けの研修を実施します。現場のケアの質と専門性を、組織全体で高めてまいります。
これらの取り組みを通じて、コモレビは、子ども・思春期世代一人ひとりの「こえ」に、より確かなかたちで応えられる体制づくりを進めてまいります。
小澤いぶき氏プロフィール

児童精神科医・精神科専門医・精神保健指定医 臨床研修医・精神科臨床医としての経験後、東京医師アカデミーにて児童精神科の研修を積み、東京都立小児総合医療センター、児童相談所、精神保健福祉センター等にて子どもの心のケアに携わる。その後、東京大学先端科学技術研究センター特任研究員を経て、認定NPO法人PIECESを創業。Fish Family Foundation JWLIフェロー。2017年、ザルツブルグカンファレンスにて、子どものウェルビーイングのためのザルツブルグステイトメント作成に参画。日本及び中東での子どものMental Health and Wellbeingのプロジェクトに関わる。2022年7月よりこども家庭庁設立準備室(現・こども家庭庁)アドバイザーを兼務。