第51回日本精神科看護学術集会で発表を行いました
2026年6月、静岡で開催された第51回日本精神科看護学術集会に参加し、コモレビから「小児期逆境体験をもつ方の自己破壊的行動直後の訪問看護における支援 ― トラウマインフォームドケアに基づく ―」というタイトルで発表を行いました。

トラウマインフォームドケア(TIC)は、トラウマの影響を理解し、再トラウマ化を防ぐための「関わり方の指針」です。その重要性は広く知られる一方で概念の抽象度が高く、現場で具体的に何をすべきかの言語化は十分とはいえません。今回は、自己破壊的行動が起きた直後という危機的な局面において、TICの原則をどう実践に落とし込んだのかを、一つの事例として報告しました。
発表後には、会場の皆さまから多くのご質問をいただきました。
・何が利用者さんの安心につながったのか
・カンファレンスの時間をどのように確保しているのか
・難しいケースではスタッフが疲弊し「訪問に行きたくない」となることも多いが、スタッフのケアはどうしているのか
・保健師とはどのように連携しているのか
支援者自身のケアやチームで考える時間について複数の質問が寄せられたことが印象的でした。
今回の発表内容のような実践を通じた学びをコモレビ内で抱え込むことなく、実践者のコミュニティを通じて広く共有していけたらと考えています。