イベント:オープンダイアローグから何を学ぶかー澁谷川診療所とコモレビの実践

道

【対話を通じた支援に関心を持つ支援職の方へ】

精神科訪問看護「コモレビ」は、2024年7月6日(土)に勉強会/交流会
「オープンダイアローグから何を学ぶかー澁谷川診療所とコモレビの実践」
を開催します。

フィンランドで生まれた「オープンダイアローグ」ですが、日本の精神科医療の環境にそっくりそのまま落とし込むには、さまざまな困難が伴います。例えばフィンランドでは「ご本人からの要請があった場合には24時間以内にかけつける」という対応をしているそうですが、日本の精神科医療ではこうした対応は常にできるものではありません。

このイベントでは、

「対話をする方の尊厳を大切にしながら、対等でひらかれた対話を続けたい」

そう考えている診療所と精神科訪問看護事業所が、どのような試行錯誤を行っているのか、そして、どのような連携をしているのか、皆様と共有できればと考えています。

対象となる方

より良い支援、対話的な支援を広げたいとお考えの医療職の方にぜひお越しいただければと思っています。

・精神科で勤務する医療職の方(精神保健福祉士、看護師、医師など)
・地域で精神障害に悩む方の支援にあたっている保健師
・精神科や精神科訪問看護に関心を持つ看護師
・精神科に限らず、企業や学校などさまざまな場で対話的な関わりを目指す対人支援職の方

※今回のイベントは参加資格を医療職・対人支援職の方に限定させて頂いております。ご了承ください。

イベント概要

開催日時

2024年7月6日(土)19時開場 19時15分開始、21時終了予定(最大21時30分まで)

  • 19時15分~:オープンダイアローグについて
  • 19時30分~:澁谷川診療所における支援のご紹介
  • 19時50分~:コモレビにおける支援のご紹介
  • 20時10分~:連携に関するご紹介
  • 20時30分~:交流会・質疑応答 (※軽食をご提供予定です)

開催場所

会場:東京都渋谷区神宮前2-19-3 ヤマトビルヂング B1F セミナールーム
最寄り駅:千駄ヶ谷駅、東京メトロ北参道駅、外苑前駅、それぞれ徒歩10分程度

参加者上限

20名
※オンライン配信はございません。対面参加可能な方に限ります
※応募多数の場合は抽選とさせて頂きます
※お申込み人数が規定に達しない場合は開催を中止させていただく場合がございます
※ご参加者様の個人情報は、主催者である株式会社ソシエテのプライバシーポリシーに基づき、適切に取り扱います(https://societe.in/privacy-policy)

参加者紹介

大井 雄一(おおい ゆういち)

医療法人社団八月会 澁谷川診療所 院長/筑波大学社会精神保健学 客員研究員
茨城県立水戸第一高校卒、愛媛大学医学部卒。筑波大学附属病院初期研修プログラム修了。大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構ほか複数事業場産業医、筑波大学産業精神医学・宇宙医学研究室助教を歴任し労働者のメンタルヘルス支援に尽力。しのだの森ホスピタルにて精神科臨床従事ののち、2023年より現職。内閣府「第23回世界青年の船」心理アドバイザー。オープンダイアローグトレーナー養成プログラム(フィンランド・ヘルシンキ)修了、オープンダイアローグトレーナー。

森本 真輔(もりもと しんすけ)

精神科訪問看護コモレビ 代表/株式会社ソシエテ 代表取締役
東京大学教養学部卒業後、野村総合研究所、ローランド・ベルガー、2つの戦略コンサルティング会社に勤務し、医療・福祉関連のプロジェクトに多数従事。その後、医療系メーカーのアフリカ子会社代表、国内のひきこもり・不登校問題に取り組む福祉系スタートアップの共同代表を経て、ソシエテを創業。2021年よりメンタルケアサービス「コモレビ」のサービスをスタート。

谷澤 早紀(たにざわ さき)

精神科訪問看護コモレビ 管理者/精神看護専門看護師・保健師・公認心理師
京都府立医科大学医学部看護学科卒。東京女子医科大学大学院看護学研究科修了(精神看護学)。
都立松沢病院にて精神科看護に従事、救急病棟、急性期病棟を経験。2021年よりソシエテに参画し、精神科訪問看護「コモレビ」の管理者を務める。