精神科訪問看護「コモレビ」で働くスタッフの1日
ソシエテでは、「どのような境遇のひとにも、尊厳をもって生きられる場を」というミッションのもと、精神科訪問看護の仕組みを活かしたメンタルケアサービス「コモレビ」を運営しています。
この記事では、「コモレビ」で働く訪問看護師の一日を、スタッフの声とともに紹介します。
精神科訪問看護「コモレビ」 1日の流れ
9:30:オフィスに出勤・全体ミーティング
毎週火曜日は、オフィスに集合して全体ミーティングです。事業所運営全体に関わる連絡や、訪問予定の確認、利用者さんの支援に関する情報共有や相談などを行います。
また、ミーティングのはじめには「チェックイン」と呼ばれる時間を設けています。
「気分・体調は5点です。週末ゆっくり休んでリフレッシュできました。あと、好きなアーティストのライブチケットが当選したのでご機嫌です!」
「私は2点です。急に寒くなってきて、身体がついてきていない感じです。少し眠りも浅くなっている気がします。訪問の合間にうまく休憩を入れながら気をつけて過ごしたいと思います」
など、スタッフ一人ひとりがその日のコンディションを点数化し、その理由も共有しています。日頃からお互いのコンディションや人となりを知る機会を増やし、何かあったときにも気軽に相談したり助け合ったりできるチームづくりを心がけています。
【スタッフの声】
スタッフ同士、利用者さんの状態について口頭で共有したり、その他不安点や疑問点について相談できる時間でもあります。1週間の始まりにこうしたコミュニケーションの場があることも、働く上での安心感につながっています。
10:30:午前の訪問へ出発
ミーティングが終わると、それぞれ訪問準備をして、時間になったら出発します。1日に平均4〜5件訪問します。
移動時間にもよりますが、午前は1〜2件の訪問となることが多いです。
12:30:昼食・休憩
オフィスに戻ったり訪問途中のお店に入ったりして、各自ランチを取ります。オフィスの近くにはお店が充実しており、スタッフ同士でランチをすることもあります。
【スタッフの声】
オフィスで他のスタッフとお昼の時間が重なった際には、利用者さんの支援に関する相談や、他愛のない雑談をしながら一緒にランチを食べられるのが嬉しいです(オフィスのテーブルには感染対策のパーティションを設けています)。
訪問先の駅で美味しいお店を開拓することも楽しみの一つです!
13:30:午後の訪問へ出発
午後の訪問件数もその日の予定や移動距離によって異なりますが、1週間で平均して2〜3件です。
15:30:新規利用者さんへの初回訪問
新規利用者さんの初回訪問では、今後の支援の方針をご本人と相談し、制度や保険の仕組みを説明して利用契約を交わします。
【スタッフの声】
新規利用者さんへの訪問は緊張もしますが、初回は複数名のスタッフで訪問することが多いので心強いです!
16:00:オフィスにて作業
その日の訪問予定を終え、時間があるときはオフィスに戻ってデスクワークをします。訪問記録の作成、利用者さんやクリニックからの電話対応などを行います。支援の方法で悩んだときには、論文や書籍を参考にしたり、経験の長い看護師に相談したりすることができます。
【スタッフの声】
オフィスに戻ると、あたたかな空気にホッとします。作業をしながら、スタッフ同士で雑談・相談できるのも嬉しいです。
17:00:翌日の訪問の準備
訪問記録を確認し、翌日の訪問スケジュールや、訪問時にお話することなどを整理します。
17:30:ミニカンファレンス
スタッフで集まって、その日の訪問での学びや困りごとなどを話し合う、ミニカンファレンスを開く日もあります。
【スタッフの声】
どのスタッフも真摯に困りごとを聞いてくれるので、とても相談しやすく、もやもやしたこともすっきり解消してから1日を終えることができます。
18:30:帰宅
一日の業務を終えて、帰宅します。その日の訪問スケジュールや場所によっては、オフィスに戻らず直帰することもあります。